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の・ようなもの のようなもの

『の・ようなもの のようなもの』大ヒット上映中!

の・ようなもの のようなもの - Wikipedia

2015年製作2016年1月公開

20点。

「の・ようなもの」(35年前)の続編で今年の一月に公開された「の・ようなもの のようなもの」を観た(森田監督自身、生前「あの映画の続編だけは作れない」と言ってたらしいのだが、何で作ったのだろうか)。

おもしろくなかった。

単なる一つのコメディ映画として観ても笑えないと思うし、オリジナルを見たこと無い人が見た場合、尚更ゼンッゼン面白くないのではないだろうか。

「の・ようなもの」に出演していた人達以外にも過去に森田映画に出たことのある小物俳優が出てくるのだが、特に必然性もなく面白みも無い。本当に大ヒットしたのか。

唯一面白かったのは、オリジナルに出てたシンサイ役の人が出てきたところだけ(映画的な面白さとは違う、あの人は今的なもの。伊藤克信とかはいろいろ出てるから今の感じを知っていたから特に意外性なし)。あとデブの半ダースだった人とか。

エンディングで「シー・ユー・アゲイン 雰囲気」が流れたが、オープニングも「彼女はムービング・オン」を流せば良かったと思う。作詞はどっちも森田芳光

こういう糞つまらない映画を作ってる段階で「これはつまらない」という人は一人もいないのだろうか。本当に面白いと思って作っているのだろうか。脚本の段階でつまらないと思わないのだろうか。そこがいつも不思議でしょうがない。

オリジナル↓

www.youtube.com

の・ようなもの - Wikipedia

この映画にちなみ「の・ようなもの」が一週間特別上映され、その時に行われたトークショーの動画(のようなもののようなものの監督と秋吉と伊藤)を見てて秋吉久美子って良い意味で変わってるなあと思い、検索してみたらやっぱり変な人で、特にびっくりしたのは、去年、実の息子がかなりおかしな死に方をしていたこと。

トークショーの秋吉の話しはすごく面白かった(どうでもいいけどなんでエリザベスを続編に出さなかったのだろう)

www.youtube.com

HPにあったこのイベントの記事(動画と違う部分あり)

『の・ようなもの』期間限定上映記念 舞台挨拶レポート

現在新宿ピカデリーほかにて全国公開中の『の・ようなもの のようなもの』。その公開を記念して、森田芳光監督の輝かしい伝説の幕開けとなった劇場デビュー作『の・ようなもの』がこのたび期間限定で再び上映。その トークイベントに輝きを放った主演でエリザベス役の秋吉久美子さんと、当時志ん魚としてデビューした伊藤克信さん、『の・ようなもの のようなもの』の杉 山泰一監督が登壇しました。
 
0123_『の・ようなもの』トークイベントオフィシャル画像
 
―ひと言挨拶
秋吉さん:(公開当時の)35年前とは、今観ると全然違う新しい気持ちで観ることができました。あの時は全然気付かなかったけど、見直すと本当に伊藤くんは上手かったんだね。

伊藤さん:人間ってのは35年経つとこんなに変わるんです。秋吉さんは相変わらず怖い人ですね。(笑)

杉山さん:僕は助監督でカチンコ打っていましたが、つい昨日のように覚えているので今日はなんでも聞いてください。

―撮影時の印象、エピソード
秋吉さん: 『の・ようなもの』のスタッフは、所謂アンダーグラウンド系じゃなくてとても品の良い人たちでした。森田さんとは、そんなに細かなやりとりはしなかったけ ど1回だけ呼び出されて「(秋吉さんは)監督への尊敬のまなざしが欠けています。このままでは女子高生役の人たちからもなめられてしまうから変えてくださ い!」と言われました。いちいち考えたり、カメラ位置で悩んだり、(当時は)なんなんだ、と思っていたんだけど見直すと世界観がジグソーパズルみたいで、 青春の感受性に溢れて、輝きや屈託のなさ、それゆえの残酷さが描かれていて、森田さんも伊藤くんも天才だったんだね!(笑)森田さんは、(フランシス・ フォード・)コッポラで、伊藤くんはアル・パチーノ。もう『ゴッドファーザー』パート1、パート2みたいなものじゃない?!

伊藤さん:当時は、もう無我夢中でしたから。秋吉さんは大スターで怖かったし。でも今思うと俺、良い役だったよね!

秋吉さん:嘘だよ、最初から伊藤くん図々しかったよ!(笑)

杉山さん:ソープ嬢のエリザベス役は森田さんになんて口説かれて演じることになったんですか?

秋吉さん:口説かれてないです。脚本をみて単純に面白いと思ったから出ただけ。ソープ嬢をあんな風に描いているものがそれまでなかったと思うし。影を抱えているような事件的な女性ではなくて彼女含め青春感があった。

―『の・ようなもの のようなもの』を観て
秋吉さん:人間の感受性が前に出ていて、そういう世界感が共通していた。志ん魚と志ん田(松山ケンイチさん)の世代交代だよね。前作でエリザベスが志ん魚 の前からそっと身を引いていくように今度は志ん魚の番がきたんだって思いました。もし10年前後でさらに次回作ができるとしたら、エリザベスは養老院の園 長さんになって、そこに脳梗塞の志ん魚ちゃんが入院してくる!どうかしら!
 

撮影時のエピソードから更なる続編構想まで話は広がり、『の・ようなもの』ファンの集まる会場が大いに沸いたトークイベントとなりました。

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若かりし頃の監督の顔に狂気を感じた(HPから)

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 宇多丸の「の・ようなもの」の解説と森田芳光論のようなもの

(のようなもの、を作った経緯とか、ちょっと頭がおかしい人っぽい。クレイジーじゃなければこうまでしてまで映画を作るなんてことはしないのかもしれない)

なぜか「のようなもののようなもの」についてはほとんど語ってない。

宇多丸が映画『の・ようなもの』『の・ようなもの のようなもの』を語る - YouTube

 

HPにあった宇多丸のコメント↓褒めすぎだと思う。

「30数年という、現実の年月を経たキャラクターたちとの驚くべき再会。
そして、次世代への軽やかなバトンタッチ……
これはまさしく、モリタ映画版『フォースの覚醒』だ!」
ライムスター宇多丸【ラッパー/ラジオパーソナリティ