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LOVE 3D

アート系

映画『LOVE【3D】』公式ウェブサイト

映画 LOVE【3D】 - allcinema

 2015 フランス、ベルギー R18+ 135分

67点

ギャスパー・ノエの6年振りの新作。レンタルDVDで3Dではない。

前作「エンター・ザ・ボイド」はいまいちだったが、これもいまいちだった。

生々しい性描写(変態ボカシ効果のせいで見えないが)でなぜか大島渚の「愛のコリーダ」を思い出したがあれほどエキセントリックではなく、快楽主義的な一見普通な感じのカップルが、男が浮気(隣の部屋に住む女で自分の彼女を含めて3Pしたりもしていた)して子供が出来てしまい破綻していくだけの話だが、女のほうも一緒に入った露出カップル風俗のようなところで、見知らぬ男に手コキしてたりレズったりしたりしているので、急に覚めて男を振る展開がピンとこない。男のほうも浮気相手になんの躊躇もなく子供を生ませて結婚したのに、どうしてその後からぐだぐだ思い悩んでいるのだろう。女は美人でもないしファムファタール的な感じもないのに、その後のぐだぐだに感情移入出来ない。それにだらだら長すぎる。

時間が逆行していく感じはアレックスっぽい。

愛を囁きあう二人と一転してお互いボロクソに罵る所のギャップは面白かった。

画廊の経営者みたいな役で監督自身が出ていた。

SEXは滑稽な行為だということを3Dで強調したかっただけなのだろうか。カンヌで物議を醸し話題性で売る作戦か。

 

監督はインタビューで3Dによる性描写について「そもそもみんながやってることなんだから、自然なことだと思うんだけどね」と語り、

日本でのボカシなどの扱いについて、「ピンク映画のくくりになっちゃうのが、本当に残念」と語る。日本の対応はキモイ。

 

 

■以下監督インタビュー

「LOVE 3D」賛否入り乱れの批評も笑い飛ばす、鬼才ギャスパー・ノエの挑戦的な企み: 映画ニュース - 映画.com

「LOVE 3D」賛否入り乱れの批評も笑い飛ばす、鬼才ギャスパー・ノエの挑戦的な企み

2016年3月31日 21:30

ギャスパー・ノエ監督「LOVE 3D」

[映画.com ニュース]フランス映画界のなかでも、ひときわ異彩を放つ鬼才ギャスパー・ノエ。彼が監督した作品は、軒並み各国の映画祭に招かれセンセーションを巻き起こすが、その一方で強烈な性描写やバイオレンスが描かれることで批判の的にもなる。最新作「LOVE 3D」もそう。2015年のカンヌ国際映画祭でミッドナイト・スクリーニング(同映画祭では唯一の深夜上映作)で初披露されるや否や、賛否入り乱れの批評で荒れまくった。そんなカンヌを監督は「もう慣れっこだよ(笑)」と笑い飛ばす。(取材・文/よしひろまさみち)

「カンヌはそういうところだからね。たとえ誰もが認める素晴らしい映画でもけなすジャーナリストがいるような映画祭。特に僕の作品は、賛否わかれるのはいつものことだからさ。『カノン』のときなんて脅迫電話かかってきたし、『アレックス』のときもパーティで酔っぱらいに殴られそうになったこともあるんだ。今はむしろ、批判的な記事を見つけたら、それをとっておくようにしているんだよ。この作品に関しては、翌日の『Variety』誌(映画祭期間は毎日刊行され、無料配布されている)ではケチョンケチョンにけなしてくれてね(笑)。でも、悪評を書いている人ほど“こいつはどんな性生活を送ってるんだ?”って気になったんだ。なので、その中にあった一文を、抜粋で推薦コメントとして使わせてもらったよ(笑)」

LOVE 3D」は、ある男性が、元カノの母親から受けた報せをきっかけに、彼女と過ごした愛と嫉妬の日々を振り返るという、破滅的ラブストーリー。タイトルに入っている通り、なんと3Dだ。ということは、あんなことやこんなことが3Dで……と、色眼鏡で想像してしまう人も多いだろう。監督は「そもそもみんながやってることなんだから、自然なことだと思うんだけどね」といたって平静。

画像2

「これは純粋なラブストーリーだ。まったくショッキングな作品とは思っていないんだよ。それこそ、『愛のコリーダ』とかの方がずっとバイオレンスだし、衝撃も大きかっただろ?(笑)ただ、僕にとっては2カ所だけ、チャレンジかな、と思った性的シーンがあったかな。見てからのお楽しみだけど。とにかく、これを3Dで撮ろうと思ったのは、『エンター・ザ・ボイド』のときのこと。あの当時『アバター』が旋風を巻き起こしていて、3Dが効果的に映画で使えるようになったことに共鳴したんだよ。ただね、3Dだと2Dよりもずっとカメラワークが重要になってくる。僕の作品は、脚本がプロット程度だったり、途中で変更することもしばしばあるから、敢えてゆっくりとしたカメラワークで撮ろう、ということだけは決めていた。そのアイデアをくれたのは『ゼロ・グラヴィティ』の冒頭、ゆっくりと360度動いているシーンだったんだけど、改めてブルーレイのメイキング映像を見て驚いたね。想像した以上に、あまりにも複雑な撮影をしていたから(笑)」

日本では残念ながら(?)、本作は修正済みバージョンでの上映となる。ボカシなしで見るよりも、想像力をかきたてられ、性的描写は無修正よりもエロチックに見える可能性もあるのだが、「ピンク映画のくくりになっちゃうのが、本当に残念」と少し残念そう。

「僕にとっては珍しく英語劇で、国際的な展開を最初から考えてきた作品だから、多くの人に見てもらいたいと思っているんだ。最初クララ役はアジア人にしようかと思っていたくらい。だから、レイティングによって幅が狭められるのはちょっと残念だよね。でも、見てくれた人は、いいことでも悪いことでも大いに議論してほしい。むしろ僕は悪いことを言われた方が『もっと問題起こしてやる!』って燃えちゃうかもしれないんだけどね(笑)」

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鬼才ギャスパー・ノエが濃密すぎる恋愛映画『LOVE 3D』に込めた思いとは?「やらないよりやったほうがいい」 - AOLニュース

鬼才ギャスパー・ノエが濃密すぎる恋愛映画『LOVE 3D』に込めた思いとは?「やらないよりやったほうがいい」

性・愛・暴力などカゲキな描写でR‐18指定を喰らいがちなフランス映画界の問題監督ギャスパー・ノエが、AOLニュースに降臨。1人の男と2人の女の性と愛を濃密に描く約6年ぶりの最新作『LOVE 3D』は、その名のとおりいろいろなモノが飛び出すラブ作品。「いたって普通なコトを描いている。前例がないから敏感になる人が出る」と豪語するノエ監督。「"やらない"より"やった"ほうがいい」という、超ストレートなメッセージの真意とは!?


――今までの作品とはカラーが異なる印象を受けましたが、今回の作品を撮ろうと思った目的は何ですか?

普通の、世の中の人々の生活にフォーカスを当てたいと思ったことが原点で、だから何かの作品に影響を受けたとか、こういうテーマで撮りたいと思ったわけではないんだよ。僕は、普通に自分の周りで起こっていることを描きたいと思っていて、その周辺で見聞きしていること、そのヘンの若い学生に起こり得ることを描こうと思っただけなんだ。

――それが特に今回、若者の性と愛だった、ということですね。

情熱的な愛というものは、正気を失わせるものだろう? その結果、何かに執着心を抱いてしまうことだって、世の中にはよくあり得ることじゃないか。そこには美しいものだけでなく、何かを破壊するような側面もあるわけで。そういうことも描きたかったテーマではあったね。

――確かに、拝見していて「わかる、わかる」って感じもありました。

そうだね。今回は、比較的ユニバーサルな話題かな。マーフィーやエレクトラみたいな人間はどこにでもいそうな若者たちで、自分の過去の作品に比べると、かなり特殊なシチュエーションになっていると思う。そしてわかりやすい。だから共感すると思うよ。


――しかし、こういう題材の場合、映画化への道のりは、厳しいものがありそうですが。

ほかの映画では肉体的な愛を描こうとすると、どうしても検閲にも引っかかるということがわかっているから、資金集めが難しいことがよくあるね。カンヌで賞を獲った『アデル、ブルーは熱い色』(14)も似たような感じで、大昔であれば『愛のコリーダ』(76)とかね。"普通"の愛のカタチではあるけれど、肉体的なエッセンスが入っていると配給が難しいと思われて、お金が集まらないデメリットがあるものだね。

――そして、『LOVE 3D』も日本上陸前に話題となりました。

今回の映画も何もショッキングなことはないのに、いままで"ここまで"を描いた前例がないから、敏感になっている人がびっくりしているというわけだ(笑)。僕の周りにはお金や社会的な成功よりも、自分の恋愛が最優先みたいな人が多いんだよ。本当に普通の人のことを描いているからね。

――実はAOLニュースはロクな恋愛をしていない童貞なステキ野郎の読者が多いのですが、恋愛マスターのノエ監督から何か言ってあげてください。

30代でか? 本当か? あり得ないだろう。ウソを言っているな(笑)。
まあ、やらないよりはやったほうが精神的な喜びがあるからやったほうがいいよ、ということかな。愛とセックスは――愛のないセックスもあれば、セックスのない愛もあるけれども、その両方が一緒にあった時がベストだ。しかし、人生は1回しかない短いものだから、プラトニックな愛であろうが、愛のないセックスであろうが、チャンスがあれば進め! それがメッセッージだよ(笑)。


映画『LOVE 3D』は、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて絶賛公開中!

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☆「エンター・ザ・ボイド」の時のインタビュー(思ったほど変な人ではないみたい)

映画『エンター・ザ・ボイド』ギャスパー・ノエ監督 インタビュー 1/3 - YouTube