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生きる

生きる (映画) - Wikipedia

1952 日本 143分

 

監督     黒澤明
脚本     黒澤明 橋本忍 小国英雄
製作     本木莊二郎
出演者     志村喬 小田切みき 金子信雄
音楽     早坂文雄
撮影     中井朝一
編集     岩下広一
製作会社     東宝
配給     東宝
公開     1952年10月9日
上映時間     143分
製作国     日本

 

85点

昔観たがほとんど覚えてなかった。

個性的で良い役者が大勢出ていた。

志村が飲み屋で知り合って歓楽街を案内する小説家役の伊藤雄之助という俳優は、「太陽を盗んだ男」で日本兵の軍装で皇居に突撃しようとするバスジャック犯役で印象的だったが、この映画でも印象的な存在感があった。ウイキによると、父親が歌舞伎役者だったが幼少期に亡くなり以後いろいろと苦労をしたようだ。特に『1940年陸軍に応召、1943年に一等兵で除隊されるまでに中国大陸で兵役に就く。この時は、上官の大便が入った浴槽で入浴することを強要されるなど、ここでも冷遇を受けた』という記述には改めて日本軍のアホさに厭きれた。

行政の怠慢は現在とあまり変わらない気がした。

人間の死や尊厳など、考えさせられるものがある。

前半はテンポがよく当時のディスコ(?)や不思議なクラブやバーやストリップなどの風俗が垣間見られテーマとは逆に楽しい感じもあるのだが、しかし後半急に流れが緩慢になってちょっと長すぎるような気がした。

それにしてもこの映画のタイトルは良い。

町山氏の黒澤映画ベスト1のようだ。