恐怖

f:id:nmatsumoto:20180416162719j:plain

恐怖(1961) : 作品情報 - 映画.com

1961 イギリス 82分 セス・ホルト監督

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ツタヤ新宿

どんでん返しに次ぐどんでん返しで、意外と面白かった。

殺された父親ごと車で崖から落とされて死んだと思った車椅子の娘が実は幽霊?だったのかあ、と思いきや友人で車から脱出して生きてたり、パシリ男が実は継母の愛人だったり、父親の友人が実は味方だったり、意外な展開だらけ。

82分という短さも良い。音楽はほとんど流れないが、ピアノ曲が効果的に使われていてそれも良かった。

主演のスーザン・ストラスバーグはいかにも腺病質っぽく適役だった。

 

町山智浩のVIDEO SHOP UFO『恐怖』前解説より(洋画専門チャンネル ザ・シネマ)

www.youtube.com


「ニューロティックというのはノイローゼ的という意味なんですけど、例えば本当に無いことを気に病むことをノイローゼというわけですね。ありもしないことを不安に思うっていう。この映画の恐怖のポイントは、まあ恐ろしいことが起こるんですけど、ネタバレになっちゃうからいえないんですけど、それが本当のことなのか、彼女のノイローゼが見た妄想なのかが、わからないんですよ。観客は彼女の見方をするから、これは本当に起こって怖い陰謀があるんじゃないかと思ってるんですけど、でもわかんない、この子ちょっと精神が不安定そうだし少女みたいに見えるからもしかしたら心がものすごく細くて変な妄想見てるのかもしれない。観客はどっち見てるかわからない、最後までわからない、っていうのがこのニューロティック・ホラーといわれているジャンルのポイントなんですね」

「ノイローゼ的ホラーの先駆けの一つであります。そういう点でいろんな映画のジャンルのかなりコアなところにある映画なのにほとんど今知られてないという事態になってまして非常に僕は憤慨しています」

 

 

※取り上げていた映画

「サイコ」1960
「何がジェーンに起こったか?」1962
「不意打ち」1964
「らせん階段」1945 
「暗くなるまで待って」1967
ローズマリーの赤ちゃん」1968